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HIGUさんからの情報提供を受けて、三連休最終日の銀座駅に走りました!(ありがとうございました!) @semakixxx さま 銀座線銀座駅、装飾パネル剥がされて空爆跡が露出しています! pic.twitter.com/KrFHZ6A6Gr — HIGU (@Seibeh1974) 2019年1月12日 もうすぐでちょうど74年目を迎えようとしている、1945(昭和20)年1月27日。56機のB29爆撃機が白昼の東京都心を襲いました。前年から軍事工場を目標とした爆撃は始まっていたものの、未だ空襲の怖さを知らない都会の人々は曇天の冬空を物珍しそうに見上げていたといいます。この「銀座空襲」では日比谷から有楽町、銀座にかけての都心一帯の建造物が大きな被害を受けました。 被爆箇所のひとつが銀座線の銀座駅です。銀座四丁目交差点の西南側、鳩居堂ビルの前にある現在のA2出口の真横に爆弾が落下し、道路に大きなクレーターを作りました。 営団の報告書によると、爆弾はトンネル上部に到達して爆発。鉄骨鉄筋コンクリートのトンネル上部に3メートルほどの大穴が空き、鉄骨の桁が折損、爆発で破壊された水道管から大量の水が流入し、線路が水没したといいます。 銀座新橋寄西側出入口付近約3 メートルの箇所に爆弾落下し、線路構築上部まで到達して爆発せるものの如く。路面に穿たれたる漏斗孔は径約15 メートル深さ約5 メートルにして、前記駅出入口の路面近くは破壊され、下部階段には亀裂を生じ、鉄骨鉄筋コンクリート構築には幅2.8 メートル⾧さ約3 メートルの孔を生じ、鉄骨コンクリート桁を折損の上、構築上部に敷設しありたる水道鉄管(内径800 ミリ)も同時に破壊され、大量の水は放出し土砂と共に隧道内に流入して延⾧約40 メートル余線路を埋没す。浸水は逐次増水し17 時頃には京橋駅迄浸水し軌条面25 センチに達す。 帝都高速度交通営団「戦時鉄道災害情報報告」より 爆弾が直撃した箇所を駅平面図に重ねると、真下には銀座線の浅草方面行き線路があることが分かります。 トンネルを損傷した銀座線は、3月9日まで被災個所を避けて変則的な折返し運転を行いました。

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